ほんとにバストアップしたいなら美容整形がいいの?


 美容整形でバストアップをする場合、患者さんのイメージする「美」をかたちにするのが美容外科のモットーですから、何よりも患者さんと医師がそれぞれに考えを述べ合い、納得のいくまで話し合うことが重要になってくるのです。
ここでは、カウンセリングを受ける際の注意点について解説していきます。

まず最初に気をつけていただきたいのは、医師の質問には正確に答えるということです。美容外科の門を叩いたということは、皆さんバストに対してそれぞれ悩みを持っておられるわけですし、胸が小さいのが悩みなんて、中には人にいいたくないこともあるでしょう。しかし、それを隠したり、ウソをついてごまかしたりしますと、最善の施術を受けられなくなるケースがあるので注意が必要です。たとえば、過去の病歴や、美容外科の手術歴に関すること。これらはとくに、必ずお答えいただきたい項目のひとつです。また、アレルギーの有無、タバコは吸うか、お酒は飲むかなど、体質や習慣についてもきちんとお答えください。さらに現在、病気その他で病院に通っている場合や、服用している薬がある場合も、正しくお話いただく必要があります。薬の場合は、間違いのないよう、薬局でもらう解説書を持参されるとよいでしょう。豊胸術の場合、患者さんが未婚か既婚か、また、今後出産する予定があるかなどについて、おたずねする場合があります。

バストは妊娠や出産、授乳と関係のある部位ですから、それによって、手術法を変えるなどの配慮が必要になるためです。いずれにせよ、せっかく美容外科を受診されるのですから、正確な現状を医師に伝えましょう。それこそが、理想の「美」を実現するために必要不可欠な手続きなのです。

次に心がけていただきたいことは、医師の意見をきちんと聞くということです。
患者さんにはそれぞれ、理想のイメージがあるでしょう。しかし、それらはあくまで、美容外科の専門家ではない、一般の人が考えること。中にはありえないような理想や、到底ムリなイメージを持っておられる方もいらっしゃいます。たとえば、たいへん痩せておられる方が、「とにかく胸が小さいことに悩んできたので、できるだけ大きくしたい。FカップでもGカップでも、大きければ大きいほどいい」と、おっしゃる場合などがそうです。気持ちはわかりますが、だからといってスレンダーな体格の人がバストだけFカップやGカップにしてしまったら。それははたして、「美しくなった」といえるでしょうか。バランスの悪い、極端な体ができ上がってしまう危険はないでしょうか。このような場合、医師は美容外科の専門家としての立場からアドバイスをさせていただくことがあります。前述のケースですと、たいへん痩せておられる方のバストとして好ましいのは、FやGといった巨乳サイズではないことが多いのです。現実的には、もちろんケースパイケースではありますが、Cカップ前後で十分かと思われます。人によっては、Bカップくらいのほうが、全体のバランスをきれいに出すことができる場合もあります。

また、患者さんの中には、技術的に困難な要望を出してくる方もいらっしゃいます。このような場合も、美容外科の現状をお話し、実現可能な施術のバリエーションをご説明したうえで、最終的によりよい方法を決定します。いずれのケースも、医師が専門家としての知識、経験を生かして、最善のアドバイスをします。どうか、かたくなな思い込みで医師の話に耳を傾けないなどということのないようにしてください。

カウンセリングは、患者さんの悩みを解消し憧れの「美」を手に入れるための、大変重要なプロセスです。

美容外科に行こうと思われた方は、さまざまな悩みをお持ちでしょうし、手術に対する不安やこまごまとした疑問を、いろいろと抱えているはずです。それらの思いを、どうかあますところなく話してください。

「こんなこと聞いたらへンかな」「よくわからないけど、とりあえずガマンしておこうかな」などと思う必要はまったくありません。無論、「どういう聞き方をしたらいいのだろう?」というふうに、あまり形式張って考えることもありません。まず、現在抱えている悩みをストレートに話してください。次に、どこをどうしたいのかという具体的な希望をお伝えください。たとえば、豊胸術を考えているのだとしたら、自分の胸のどこが気になるのか、どういうふうに変えたいのかを、まず聞かせていただきたいのです。そのうえで、医師が具体的な施術の方法、種類、可能なアプローチについて説明します。

その際、医師がいくつか質問させていただきますが、前述のとおり、正確に答えていただくと、その後の施術がスムースに進みます。次に、医師の説明に対する疑問、あるいは手術の具体的な内容についての不安など、気になる点はどんどん質問してください。どんな些細なことでも構いません。ここで、疑問や不安を解消しないまま手術に臨むことはよくありません。「とりあえず今日のところはカウンセリングだけで。」ということでお帰りになっても、まったく構いません。
大切なのは、この段階でご自分の中の不安や疑問をすべて解消してしまうことです。もしもそれができないような雰囲気、あるいはそのような姿勢の医師であったなら、そのクリニックでの施術は見合わせたほうが無難です。

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